スマブラのためにBenQの激安ゲーミングモニター「GL2460BH(後継機GL2480)」を買ってみたのでレビュー

現在スマブラSPというSwitchの対戦アクションゲームにハマっている私は、もっと勝率を上げるべく、より良い環境を求めてこの度「ゲーミングモニター」を買ってみた。

結果から言うとテレビよりも快適にプレイできているので、ゲーミングモニターの導入を検討している人は読み進めてみてほしい。

ゲーミングモニターとは

ゲーミングモニターとは、その名の通りゲームに特化されたモニターのこと。

通常のモニターとの違いは、「入力遅延の少なさ・応答速度の速さ」「リフレッシュレート(映像の滑らか具合)の高さ」である。

以下で詳しく解説する。

スマブラにおけるゲーミングモニターのメリット

実際に買ったゲーミングモニター

入力遅延が少なく、応答速度が速い

入力遅延(表示遅延)

→入力してからモニター内部に映像が伝わるまでの時間のこと

応答速度

→モニター内部に伝わった情報が実際にモニターに表示されるまでの時間のこと

ややこしいので両方まとめて雑に「ラグ」「遅延」と呼ばれることも多いが、スマブラ界隈で言われるラグと遅延は全然別物。

普通よりカクカクするやつがいわゆる「ラグ」、普通よりボタン入力の反映が遅いやつがいわゆる「遅延」、すごい雑に説明するとそんな感じの認識でよい。

オンライン対戦におけるラグや遅延はネット回線の問題なので、モニターの良し悪しとはまた別の問題だ。無線でオンラインに潜っている人は論外なので、ゲーミングモニターより先に有線環境を作ろう。

回線が光有線で問題なければ、今度はモニターの入力遅延・応答速度だ。

先ほども触れたが、ゲーミングモニターはテレビや一般的なモニターと比べて、入力遅延が少なく応答速度が速い。

今回買ったゲーミングモニターはかなり安物だが、応答速度1msという高速スペックなので、我が家の古い液晶テレビ(正確なスペック不明)と比べると、入力遅延及び応答速度に数十倍、下手するともっと大きな差がある。

スマブラのようなわずか数フレームの差が展開や勝敗に大きく影響する対戦ゲームにおいて、この入力遅延の少なさ・応答速度の速さはとても重要と言える。

見えてる世界が1フレームでも対戦相手より後の世界だったら不利だし。

ゲームに最適なディスプレイサイズでプレイできる

ゲーミングモニターは21インチ~24インチの製品が多い。

これは、ゲームをするにあたって最適なディスプレイサイズと言われているからだ。

実際にスマブラやeSportsの大会では、基本的にこのくらいのサイズのモニターが採用されている。

今時の家庭用のテレビは50インチだったり60インチだったりと馬鹿デカいため、対戦ゲームにおける最適なサイズとはかけ離れている。

本気で勝ちたいなら馬鹿デカいテレビやモニターより、最適なサイズのゲーミングモニターを使うに越したことはない。

実際に買ったBenQのゲーミングモニター

実際に私が買ったゲーミングモニターは、「BenQ ゲーミングモニター ディスプレイ GL2460BH」という商品。

スペックは24インチ/フルHD/TN/1ms/75Hz/輝度自動調整/ブルーライト軽減/HDMI/D-sub/DVI/スピーカー付き。14,980円で購入。

いわゆる激安の価格帯だが、BenQは高コスパで世界的に有名な台湾のメーカーで、評判も非常に良い。

BenQには通常のPCモニターでもお世話になっているので、安心して買うことができた。

買う前に徹底的に他のモニターも調べたが、これが一番コスパ良いかなあと思った。

2021年現在、Amazonが最も安く買える。

なお、Amazonのセール時にはさらに少しだけ安く買えることもあるが、人気商品なのでセール時どころか通常時でも売り切れになることが多い。

セールが来てもすごい安くなるわけではないので、買えるときに買うことをおすすめする。

私が実際に買った「GL2460BH」はもうAmazonで新品が売っておらず、2021年現在はその後継機にあたる同スペックで同価格の「GL2480」がAmazonベストセラー1位と大人気なので、上記のリンクは「GL2480」のものに貼りかえてある。

価格は私が購入した旧型より少しだけ高くなるが、2万円を切っているのでゲーミングモニターとしては十分格安の部類。

モニターの感想としては、まず明らかに見やすくなった。

以前はデカいテレビを使っていたので、見なきゃいけない部分が広かったのだが、それが狭まり、集中しやすくなった。

画質に関しては、普通のモニターって感じ。すごい映像が綺麗なわけでもないし、クソ画質だなあとも全く思わない。ほんと普通。

入力遅延・応答速度に関してだが、これは体感でも明らかに違いがわかるレベル。

テレビからゲーミングモニターに変えてすぐは正直あまりわからなかったのだが、ゲーミングモニターに慣れたあと試しにテレビでプレイしてみたところ、入力と反応に違和感しか感じなかった。もう完全にテレビには戻れない。

ちなみにこのモニターにはスピーカーが一応内蔵されているが、とんでもないクソ音質なので、別途で外付けスピーカーの用意をおすすめする。

激安スピーカーは値段相応だった

あまりにも内蔵スピーカーがクソだったので、「サンワサプライ SANWA SUPPLY MM-SPL2N2」という858円(ポイント考慮で実質782円)のクソ安いスピーカーをヨドバシドットコムで買った。

ポイントや送料を加味するとAmazonや楽天よりヨドバシドットコムが一番安かったので、このスピーカーに限ってはヨドバシドットコムでの購入がおすすめ。

このついでに買った激安スピーカーに関してだが、これも正直クソ音質だったw

モニター内蔵の音よりは全然マシだけど、テレビの音の方が100万倍良いってレベル。

でもまあ782円という激安価格を考えると、妥当なのかな。スマブラをプレイするにあたって音質にこだわりはないし、とりあえずOK。

まともな音質のスピーカーを買おうと思ったら、最低でも5,000円くらいは出さないといけないしね。

高額なゲーミングモニターとの違い

高いゲーミングモニターだと3万円~5万円する物も多い。

今回私が買ったような2万円以下の安物との違いは、主に画質、音質、4k対応、その他細かい機能など。

私がテレビからゲーミングモニターに変えた理由は主にサイズと応答速度。用途が基本的にスマブラだけなので、解像度やリフレッシュレートは求めていなかった。

高いものでも安いものでも、サイズと応答速度はだいたい1msと同じ。

そのため、個人的に高いゲーミングモニターにする必要はないという結論に至り、これを選んだ形である。

美しいグラフィックのゲームをやる人や、綺麗な画質にこだわる人は高いモニターも検討するべきだが、サイズと応答速度だけが最適化できればいいという人は安物で十分だろう。

高いゲーミングモニターを使ったことがないのでエアプの意見ではあるが。

ゲーミングモニターの置き場所

ゲーミングモニターの置き場所には困った。

テレビと違ってサイズが小さいので、目の前でプレイできるような環境にしなきゃいけないからだ。

私は「山善 テレビ台 CTVM-4030」という小さめのテレビ台を購入して、ソファーの近くに配置してプレイしている。

ネットでの安値は2,200~2,600円くらい。Amazon、楽天、Yahoo!のいずれでも価格差はほとんどない。ポイントセール時はやや楽天がお得なくらい。

小さいテレビ台であまりの部屋のスペースを取らないし、中にスピーカーやらSwitchやらコントローラーやらをしまっておけるので、結構いい感じ。

組み立ても簡単だったし配線も後ろの穴から綺麗にできる。お洒落な部屋の人にとっては景観が崩れるかもだけど。

以上、参考にしてほしい。

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