スマブラSPのオンラインに潜る人は、絶対にSwitchのネット接続を有線にするべきである。
もっとはっきり言えば、無線の人は迷惑なのでオンラインに潜らないでほしい。
これは煽りでもディスでも回線マウンティングでもなんでもなく、1オンラインプレイヤーとして心からのお願いだ。
実際にオンライン大会やオンライン対戦サイトの界隈において、無線プレイヤーに人権は無い。
また、ディレクターの桜井政博氏は有線でのプレイの協力を呼びかけている。
無線プレイヤーがなぜここまで嫌われているのか
無線プレイヤーは多くの有線プレイヤーから嫌われている。
その理由はもちろん、無線プレイヤーにはラグ持ちや通常よりも長い遅延持ちが多く、有線側が一方的にストレスと不利状況を強いられ、迷惑をかけられるためだ。
ラグプレイヤーにとってはラグや長時間遅延が普通なので、本人はおかしい環境に気づいていないケースまであるが、有線プレイヤーにとってそれはまともな状況ではない。
しかしラグ持ちと対戦すると回線状況の良い方が一方的にとばっちりを受け、やりにくい状況を強いられるわけだ。
ラグ状態では当然コンボもしづらく受け身も取りにくく、もはや対戦アクションゲームとして成立していない。
また、有線プレイヤーは多少のお金と労力をかけてお互いが気持ちよく対戦できる環境を作っているのに、無線プレイヤーは迷惑をかけるだけで何も環境改善の努力をしないところも嫌われる要因だ。
無線を使ってスマブラをやるリスクとデメリット
無線のままスマブラSPのオンライン対戦をやっていると、大きなリスク・デメリットがある。
対戦相手が減る
ラグ持ち遅延持ちは、間違いなく有線勢にブロックされまくっている。
私はラグいプレイヤーとマッチングしたらブロックしてるし、ブロックしているスマブラ配信者も見かける。
Twitterで「ラグ ブロック」みたいなワードで検索すれば、どれほど迷惑がられていてブロックされているかを想像しやすいと思う。
自分は無線だけどラグくないから大丈夫と思っている人も、自覚がないだけで相手からラグいと思われている可能性は十分にある。
電波である以上「無線だけど安定してラグや遅延はない」ということは難しいのだ。
また、有名なオンライン対戦サイトである「スマメイト」では、有線確認機能と、有線確認が取れていない人とはマッチングしないようにする機能がある。
当然ながら、無線プレイヤーとマッチングしない設定にしている有線プレイヤーは多い。
ラグ環境での実力しかつかない
無線プレイヤーは初めてオンラインに潜ったときからラグ環境でやるのが当たり前となっていて、本人はおかしい環境でやっているという自覚すらなかったりする。
そのため、本来の動きとは全く異なった激しいラグ・激しい遅延前提の動きで慣れてしまう。
オンラインとオフラインが遅延により別ゲーと言われているように、有線と無線でも別ゲーと言っても過言ではない。
オンとオフは遅延時間の差だが、有線と無線では遅延時間どころか画面右下にスマブラマークが出て時間が停止するというとんでもない差があったりもする。
超ラグ状態で勝てればそれでいいというのならもう何も言うことはないが、いざまともな有線環境にして対戦した場合、これまでの感覚は活きないだろう。
無線ラグプレイヤーはまともな環境の人とは別のゲームをやっているのだ。
Switchを有線で繋ぐ方法
Switchを有線接続にする方法は簡単だ。
1,000円ちょっとくらいで有線LANアダプターを買ってくるだけである。
実際に私が買って使っている有線LANアダプターのリンクを貼っておく。
ルータなどで有名なBUFFALOというメーカーの商品で、Switchの動作確認済み。
評価も高く、AmazonではAmazon’s Choiceにも認定されている。
アダプターどころかLANケーブルすらないぜという人はLANケーブルも買おう。
家庭での通常の用途ならCAT6の安いもので十分なので、300円くらいから買える。
オンライン対戦をやっているならネット回線自体はあるはずなので、1,000~2,000円程度で有線環境は作れるはずだ。
家の事情でどうしてもルーターとSwitchを近づけられないという人は、10mとかの馬鹿長いLANケーブルを買って無理やり繋げてほしい。
スマブラSPでおすすめのネット回線
なるべく快適なスマブラ環境を作るために、ネット回線自体を見直したいという人もいると思う。
TwitterやYouTubeなどでもよく言われているが、「超高速」「世界最速」を謳う「NURO光」が特に速いと評判だ。
料金もドコモ光あたりと比べると安く、サービス提供エリアに該当しているゲーマーの人なら、ぜひ検討したい回線である。
(ただし時期や地域によっては開通にかなり時間がかかるとか、サポートや対応の評判が悪いなどのデメリットもあるので注意。)
NURO光のサービス提供エリアは、北海道、関東(東京、神奈川、埼玉、千葉、茨城、栃木、群馬)、 東海(愛知、静岡、岐阜、三重 )、関西(大阪、兵庫、京都、滋賀、奈良)、九州(福岡、佐賀)。
有名なオンライン大会「タミスマ」を運営されている鮫木氏も、NURO光・AU光・V6プラス等の光回線を強く推奨している。
これはスマブラをオンラインで快適に遊ぶための回線選びにおいて、かなり信用できる情報と言っていいだろう。
私自身NURO光ではないが上記の推奨回線を利用していて、ラグいと指摘されたことはない。
なお、NURO光を検討している人は”公式サイトから”契約することをおすすめする。
ネット回線には多くの代理店が存在して大変ややこしいのだが、NURO光は公式サイトのキャッシュバックが一番高額だし、なにより代理店ではなく公式という安心感があるからだ。
実際問題として、代理店を経由したせいでトラブルが起こることはよくある話。
スマブラSPは無線で快適に遊べるゲームではない
最後に改めて言いたい。
残念ながらスマブラSPは、無線でオンラインに繋いでお互いが常に快適に遊べるゲームではない。
「俺は無線だけどラグや遅延ないけど?」とか「うちは有線と変わらない速度出てますが何か?」などの主張をする人がいる。
しかし物理的に線で繋いでいる有線と違い、無線は電波である以上安定性が低いのは間違いない。
あらゆる外部要因の干渉も受ける。代表的なもので言えば電子レンジとか。
まともに遊べてると思っているのは無線を使っている本人や無線仲間だけで、対戦相手の有線プレイヤーはまともに遊べていないという迷惑な現実がある。
有線接続でオンラインに潜るのは最低限のマナーと言える。