スポンサーリンク

【スマブラSP】初心者のおっさんが逆VIPからVIP部屋まで2ヶ月でいった方法

スポンサーリンク

おっさんがスマブラを約15年ぶりに買ってみた結果

スマブラSPが熱い。2021年現在で2,571万本以上も売れていて、今も世界中で人気である。

YouTubeでも動画投稿やライブ配信が大変盛り上がっていて、大会もオンライン・オフライン問わず頻繁に開催されている。

私も流行りに乗っかり、発売して間もなく、子供の頃以来にスマブラを買ってみた。

おっさんなのでスマブラDX以来、実に15~16年ぶりのスマブラだ。

もちろん64やDXのスマブラにはオンライン対戦なんてものは無かったので、初めてのオンライン対戦を経験。

その結果、あまりにも勝てなさすぎて泣いた。

見る見る下がっていく世界戦闘力、ぼっこぼこのぼこである。

私と同じように買ってみたけど勝てなさすぎて萎えてる初心者の人、多いんじゃないだろうか。

そんなスマブラSPで下手糞すぎて悩んでいる人へ、逆VIP安定で超下手糞だった私が「逆VIPからVIPまでいった方法」を長々と書いてみたので、拙い文章ではあるがぜひ読んでみてほしい。

VIP部屋とは、世界戦闘力(オンラインレート)が高いプレイヤーのみが入れる部屋のこと。
プレイヤー人口の上位3%(Ver.8.1からは5%)くらいと言われている。
スマブラを作った男、桜井政博氏は「VIPに入れたらスマブラが上手いと言っていい」と発言している。

スマブラが上手い人たちからすると、「大げさな内容だな」「たかがVIPくらいで偉そうに」とか思われるかもしれない。

しかしゲームがド下手な人や、今作から初めてオンライン対戦をやってみた同じようなおっさんプレイヤーなんかには、共感してもらえる内容だと思う。

プロによるハイレベルな話よりも、人よりちょっとだけ上手いくらいの素人のアドバイスの方が初心者に刺さったりすることは往々にしてある。

実際にとある上位プレイヤーが下位プレイヤーだった頃の話をブログで書いていて、「最上位プレイヤーは基礎を端折って説明するから何言ってるかわからなかった」とあった。ほんとそれ。

また、某最上位プレイヤーいわく「上位勢と言われる人たちはみんな最初からそれなりに上手かった」とのこと。

元々の素質が違うのだから、上位勢が本当に下手糞な人間の感覚を理解するのは難しいだろう。

これはゲームだけでなく、何事においてもよくある話だと思う。

世界戦闘力が1ヶ月以上逆VIPだった男

スマブラが格ゲーなのかどうかという話は置いておいて、まずは私がどれくらい格ゲー苦手かどうかをお話したい。

私の格ゲーレベル
  • 子供の頃に友達とちょいちょいやってたスマブラ(64とDX)では最下位安定のかなり弱い方だった
  • 大人になってゲーセンで格ゲーに手を出してみるも、1勝もできず心折れる
  • スマブラSP発売で久しぶりにスマブラをやってみるも、しばらくはCPUにもなかなか勝てない
  • なんとか時間をかけて全キャラ出してオンラインデビューしてみるも、1ヶ月以上世界戦闘力が4万~9万らへんという逆VIPの中でも最底辺レベルをうろうろ

こんなレベル。

格ゲーだけでなくシューティングもアクションもパズルも苦手だし、ゲーム自体が苦手なんだけどね。スプラ2とかも結構頑張ったけどX帯いけなかったし。

そんな私だが、レート最底辺である“逆VIP”から抜け出せないことがあまりにも悔しかったので、そのあと2ヶ月間本気でスマブラに取り組んだ。

逆VIPとは、世界戦闘力20万未満くらいの勝っても負けても数値変動がほとんどなくなる、魔の最底辺レート帯の通称。

その結果、発売から5ヶ月経った2019年4月の後半、無事VIP部屋入りすることができた。プレイ時間で言うとスマブラSPを始めてから200時間強。

さらに2000時間ほど鍛錬を積んだ2021年現在では、ほとんどのキャラをVIP入りさせ、メインキャラはVIP上位(いわゆる魔境街道)でもほとんど負けないまでに成長。

1ヶ月間も戦闘力4万~9万の最底辺層で、いい歳してガチキッズたちと復帰もおぼつかない最低レベルの戦いを繰り広げていたこの私がである。

4万台ってマジで尋常じゃない低さだからね。聞いたことないし。多分普通は4万まで落ちる前に逆VIPで安定する10万~20万あたりで心折れてやめると思う。

つまり何が言いたいかというと、心折れずに本気で取り組めばVIPなんて誰でもいけるということ。

それではここからは具体的なVIPへのいきかたを解説していく。

初心者でも勝てるキャラを使おう

ドリャー!

まず、初心者や下手糞が本気でVIPに入りたいと思ったとき、キャラ(ファイター)選びがかなり重要。

いろいろな特長を持ったキャラがいるので、その中でも初心者が使っても勝てるキャラを使おう。

具体的に言うと、いわゆる上位キャラではなく、キャラ性能や強い技を簡単に押し付けられるキャラ、オンラインで強いと言われているキャラだ。

キャラ愛も良いことだが、初心者や格ゲー苦手な人が弱いキャラや難しいキャラでVIPに入るのは至難の業と言える。

押し付けの強い、初心者でも勝てるオンラインキャラ例
  • ガノンドロフ
    空N連打とスマッシュをぱなしてれば勝てる
  • リンク
    空Nを振って撃墜%では空前と上Bで勝てる
  • クラウド
    上Bと横Bを擦っていれば勝てる
  • ゼルダ
    B技を連打していれば勝てる
  • ネス
    PKファイヤー連打と適当な空中技と後ろ投げで勝てる
  • クッパ
    B技と空前を振っとけば勝てる
  • デデデ
    ゴルドーを投げておけばわりと勝てる
  • サムス(ダークサムス)
    ガン逃げげしてチャージショットと空前と掴みでめちゃくちゃ勝てる
  • テリー
    自動振り向きなのでひたすら回避して技を入れ込めば勝てる
  • ミェンミェン
    腕を伸ばしているだけでめちゃくちゃ勝てる
  • ホムラ&ヒカリ(の特にホムラ)
    ブレイズエンドしてるだけでわりと勝てる

このへんはある程度慣れて雑に強い技を振っておけば、VIP入りまでなら下手でもそこそこ勝てちゃう。ちなみにエアプじゃなくて全員実際に使ってVIPに入れてある。

実際どれもオンラインでの使用率が高いし、VIPにも多い。ラグにも強い。

ちなみにガノンはVIPでの使用率No.1らしい。VIPに行きやすい証拠の一つだろう。

ゼルダなんかは逆VIPでもVIP上位でもだいたいみんな動きが同じなので、ワンパターンでも勝てるということである。

逆に言えば、初心者のうちは上記キャラなどを使った雑なワンパターン戦法にボコボコにされてしまうので、動画などを見て対策はしっかりとしよう。

個人的に一番簡単だったのは圧倒的にサムス。冗談でも馬鹿にしてるわけでもなく、本当に何も考えず適当にチャージショットと空前を連打してるだけでVIP入り可能。

遅延のあるオンラインにおいて飛び道具は非常に強力で、その中でもサムスのチャージショットは抜き出て強い。さらに近接格闘も復帰も強くて重くて投げバーストもあるのだから、VIP未満では最強だと思う。

リンク、クッパ、ミェンミェンもびっくりするくらい簡単だったのでおすすめ。

ちなみに私の初めてのVIP入りはクラウド(アプデ前)。クラウドはド下手な初心者でも、上Bと横Bを振ってるだけである程度は勝てる。バーストはアプデ後の今ならDAと上スマをぱなせばOK。ただし掴みと復帰に難があるため、そこは少し苦労するだろう。

強いけど難しいキャラは避けた方がいいかも

初心者の場合、性能が強くても使いこなすのが難しいキャラは避けた方がいいかもしれない。

考えて使っていけばスマブラ力は間違いなく上がるが、全然勝てなくて心が折れる可能性が高い。

強キャラだけど使うのが難しいキャラ例
  • ピーチ(デイジー)
  • ピカチュー
  • ワリオ
  • ゼロスーツサムス
  • ルキナ(マルス)

このへんはキャラは非常に強いのだが、その性能を引き出すのは難しい。

先程紹介したキャラたちと違って、このボタンを連打してるだけで勝てますみたいな風にはいかない。

真面目なキャラを使ってスマブラ力を向上させることも大事だが、初心者は汚くても勝つことをまずは考えた方がいい。勝てないとモチベーションは保てない。

スマブラを知る、学ぶ

キャラを選んだら、次はスマブラの知識を一通り勉強しよう。

スマブラはいろんな細かい仕様があり、キャラ数もかなり多いので、わりと知識ゲーである。

操作精度的な上手い下手はもちろんあるけど、VIPに行けないレベルはそれ以前に「いろいろと知らない」という問題がある。

各キャラの特徴や定番のセットアップを知らない、自キャラの状況ごとの強い行動やコンボを知らない、スマブラSPのいろいろな仕様を知らない。

これでは勝てる相手にも勝てない。

細かい部分までトレモで調査しろとか、全キャラの技のフレームを覚えろとまでは言わない。

最低でも自キャラの細かい知識や各キャラの基本的な知識、スマブラSPの仕様などについてはYouTubeやサイト(スマッシュログやwikiなど)で勉強しよう。

思考停止は絶対NG、考えて戦う

対戦では、ちゃんと考えて戦うようにしよう。

VIP未満のオンライン対戦ですごく感じるのは、思考停止してやっている人が多い。

もちろん私も最初の頃はそうだった。

押し付けの強い技を振りまくるのはいいのだが、意味不明なタイミングで何度も何度もぶっぱしていてはさすがに勝てない。

考えて戦ってないなって思うよくあるパターンとして、たとえば適当にジャンプする人。

VIP未満だとあらゆるシーンで適当にジャンプする人が本当に多くて、そういう人には撃墜%になったら雑にジャンプ読み先出し空後を振ってるだけで勝てる。

他には着地が適当な人、復帰が適当な人も多い。着地や復帰をする側は不利状況なのだから、安易な暴れや同じ行動の繰り返しは基本的にNG。

あとは「ライン」という概念を考えないで戦っていて、気づいたら端に追い詰められて行動の選択肢が少なくなって読まれて撃墜される人。これも多いかも。

ラインとは、ステージ上で自分側と相手側の動ける横方向の長さがどれくらいあるかというもの。
崖に近い方(攻められている方)はラインが無い・少ない・詰められていると言う。ラインが無くなると行動の選択肢が狭まる。

でもこういう人たちは多分なぜ負けたのかも分かっていないし、考えようともしない。

「相手のキャラが強かった」「キャラ相性で詰んでる」「噛み合いで負けた」こう思って終わり。これでは上達しない。

なぜその動きをするのか?なぜその技を振るのか?一つ一つの行動に意味を持たせて考えて戦えば、勝率は間違いなく上がっていく。

読み合いを理解する

「考えて戦う」と重なる部分でもあるが、読み合いについても解説しなくてはならない。

YouTubeや攻略記事を見ていると、「読み合い」という言葉を誰もが使っている。この読み合いという概念を、ガチ初心者だと理解できていないかもしれない。

VIP安定の今でこそ、私は読み合いを理解できているが、スマブラSPを始めて間もない頃、この「読み合い」という言葉の意味概念がよくわからなかった。

「初心者向け」を謳う動画や記事でも、特に解説することなく「読み合い」という言葉を使っていて、読み合いってなんだよ!具体的にどれだよ!とずっと思っていた。

具体的には、以下のような状況が初心者でもわかりやすい読み合いのシーンである。

わかりやすい読み合いのシーン例
  • 攻撃を受けてダウンしたときに、その場・外側・内側のどこで起き上がるか
    →相手の起き上がりの癖を見て起き上がる場所を読めば、スマッシュなどの撃墜技を当てることができる。
  • 崖を掴んでいる状況で、その場・ジャンプ・回避・崖離しのどの上がり方を使ってステージへ戻るか
    →崖からステージに戻る方法はいくつかしかないので、ここを読めば撃墜まで持っていける。
  • あらゆる場面で何か行動をする際に、ジャンプをするかしないか
    →相手のジャンプを読めば、先に空中技を出して当てることができる。逆に安易にジャンプをする人は読まれやすいので注意。
  • 空中へ吹っ飛ばされたときに、どうやってステージへ着地するか
    →回避で着地、技で暴れながら着地、崖に逃げて崖掴まりをするなどの選択肢で読み合いが発生。
  • 技を出すも当たらなかったりガードされたりした際にどうするか
    →ガードを張るか、回避をするか、さらに技を重ねるかなどの読み合いが発生。

これらのような「いくつかある選択肢の中からどの行動を選ぶか、どの行動を選んでくると予測するか」というのを考えるのが、読み合いである。

ジャンプを読んで空中攻撃、ガードを読んで掴み投げ、回避を読んでスマッシュホールド、着地場所を読んで着地狩り、崖上がりを読んで崖狩り、復帰を読んで復帰阻止。

相手の癖やキャラの特徴を見て、こういった読み合いができるようになると勝率がグッと上がる。

変な手癖は絶対に直す

これも「考えて戦う」「読み合いを理解する」と重なる部分があるが、変な手癖がついていて、それを狩られて勝てない人は多い。

VIP未満にありがちな悪い癖
  • ラインを詰められるとすぐ安易にジャンプをする人
  • 技を外したら必ずその場回避を擦る人
  • 下から上Bなど必ず同じ復帰ルートを使う人
  • 復帰でジャンプをすぐに消費してしまう人
  • 着地の際に毎回同じ技で暴れる人

この辺はVIP未満だとめちゃくちゃ多い。

そしてわかりやすい癖なので、最初こそ通っても、何度か見せたら狩られる。

他にもキャラごとに変な癖がついている人も多い。この動きをした後は必ずこの動きをするみたいな。「入れ込み」とも言われるもの。

強い入れ込み行動は最初こそ刺さるが、試合の後半や二戦目では通用しなくなる。

スマブラの動画や配信を徹底的に見よう

上位勢による解説動画が充実している良い時代

今はとても良い時代であり、このようにスマブラのプロプレイヤーがYouTubeとかでスマブラの動画投稿や生配信をしてくれてる。

そういったスマブラのプレイ動画や配信を徹底的に見よう。これは誰でもできる上達の近道。

上級者の人のキャラ対策動画や立ち回り解説動画、自分と同じキャラをメインにしている上級者のプレイ動画などがあまりにも参考になる。

たとえば私がメインで使っているクラウドなら、まさし氏やよっシィ氏あたりがとてつもなく参考になった。

共に大会などで実績を残している強豪クラウド使いで、この2人の動画や配信がなかったらVIPにはいけなかったかもしれん。

ただ適当に見て、撃墜手段とかだけを参考にするのはダメ。

間合い管理や振っている技などの立ち回り、復帰の方法や撃墜拒否など、細かい部分全てが参考になるので、動きの全てをしっかり参考にしよう。

上位勢以外の動画・配信も参考になる

VIPに行く程度の目標なら、上位勢ではない無名な人の配信なども実は参考になる。

というのも、我々ガチ素人からすると上位勢の動画や配信を見ても上手すぎて参考にならない、真似できないという部分が結構あったりする。

また、上位勢同士の試合とVIP未満同士の試合では次元が違いすぎるため、これまたキャラ対策の参考にはならなかったりすることがある。

たとえば最上位同士の試合でガン逃げでチャージショットしかしないサムスなんか絶対にいないが、VIP未満だとそういうサムスで溢れている。

そんなときは上位勢ではない普通のプレイヤーのVIP配信、VIPを目指す配信なんかが参考になったりもする。

プレイ環境を変えてみよう

もしあなたが馬鹿デカいテレビでプレイしてたり、Switch付属のジョイコンでプレイしているのなら、その環境を変えてみるといっきに勝てるようになるかもしれない。

モニターを変えてみる

家庭にある50インチとか60インチとかの馬鹿デカいテレビは、スマブラのような対戦格闘ゲームに適していない。

対戦格闘ゲームは21~24インチのゲーミングモニターでのプレイが最適と言われていて、実際どこの大会でも基本的には21~24インチのゲーミングモニターが使われている。

ゲーミングモニターとはゲームに最適化されたモニターのことで、一般的なテレビと比べると遥かに入力遅延が少なく、応答速度が速い。体感で全然違う。

これは数フレームの遅れが致命的になるスマブラSPにおいて、とても大きい。安いものだと1万円台で買えるので、検討してみてほしい。

実際に私が買ったゲーミングモニターは、「BenQ ゲーミングモニター ディスプレイ GL2460BH」という商品。

高コスパで評価も高く、おすすめのモニターと言える。

もうテレビには戻れない。

私が実際に買った「GL2460BH」はもうAmazonで新品が売っておらず、2020年現在はその後継機にあたる同スペックで同価格の「GL2480」がAmazonベストセラー1位と大人気なので、上記のリンクは「GL2480」のものに貼りかえてある。

コントローラーを変えてみる

スマブラで使うコントローラーは、絶対にProコントローラー(通称プロコン)か、ゲームキューブコントローラー(通称GCコン)にするべき。

これらのコントローラーはSwitchに付属しているジョイコンと比べると、少なくともスマブラSPではどう考えても操作がしやすい。

ちなみに私はずっとプロコン。他にもいろいろとSwitchのゲームに使えるし、SP新規勢なのでGCコンはどうしても使いづらかった

大きな大会に出てるような上級者の人たちはたいていGCコンだ。

これは操作感の問題や大型大会での混線問題もあるが、前作や前々作からずっとGCコンを使っていて慣れきっているという理由が大きい。

これらがSwitch標準のジョイコンと何がどう違うのかと言うと、具体的にはコントローラー自体のサイズとグリップ感、ボタンの大きさ、配置、数、押しやすさなどが違い、スティックの作りも違って複雑な操作がしやすいものになっている。

他にも有線のみ無線のみなど接続の違いや、スマブラには関係ないがジャイロ機能の有無なども変わってくる。

各コントローラーの特徴
  • ジョイコン
    本体もボタンも小さい、複雑な操作をするには厳しい、Switchに最初からついているのでお金がかからない、ジャイロ有り
  • プロコン
    持ちやすい、基本的には無線(有線でもできるけど遅延が伸びる)、ボタンがGCコンより多い、R・L・ZR・ZLが押しやすい、左スティックがすぐ壊れる、価格が高い、ジャイロ有り
  • GCコン
    持ちやすい、有線のみ、R・L・Zが押しにくい、左スティックが八角で精密な操作がしやすい、壊れにくい、価格が安い、手に入りにくい、ジャイロ無し

プロコンは定価が税込み7,538円と高額で、GCコンは定価が税込み2,160円と安いけど販売終了していて新品は手に入りづらい、という悩ましい問題がある。

なお、任天堂純正以外の似たようなコントローラーは安くてもやはり性能が劣るようなので、おすすめしない。

負け試合のリプレイ動画を残そう

リプレイ動画をなるべく残そう。負け試合も。これは最初の頃やってなくて後悔していることでもある。

なぜ負けたのか?この時こうしてれば勝てたんじゃないか?と、負けたリプレイ動画を見返すことによって自分の立ち回りの反省と改善ができる。

たとえば「この動きを必ず狩られているな」とか、「この行動は浅はかだったな」とか、「そのムーブ知らなかったな」とか、絶対なにかしらあるはず。

上手い人のプレイ動画と見比べてみるのも良いだろう。明らかにここが違う!ってわかるはず。

トレーニングモードで練習は必要か?

トレモで出したいコンボやテクニックの練習をひたすらするというのも上達方法の一つなのだが、低レート帯のガチ初心者のうちはやらない方がいいと思う。

初心者がトレモやっても楽しくないと思うし、実戦を重ねる方が効果は高い。

私も今でこそトレモ練習はたまにやるが、VIP未満の頃は一切やらなかった。

各レート帯のなんとなくの壁

VIP未満の全てのレート帯を経験している私から言わせると、各レート帯である程度フワッとした壁があると思っている。

各レート帯のなんとなくの壁
  • 逆VIP
    数値変動が少ないため、初心者がハマると抜け出すのが大変。なぜか強い人もちょこちょこいる。
  • 20万~VIP-200万くらい
    オンラインデビューの人が多くて一番弱いレート帯。数値変動が大きいのですぐに抜き去れる。
  • VIP-200万~-50万くらい
    強い人が増えてくる。一見上手そうな動きをしているが、ワンパターン行動が多いので画面をよく見れば簡単に狩れる。
    簡単な読み合いのシーンも増え、ある程度考えて立ち回らないと勝てなくなってくる。
  • VIP-50万くらい~VIPボーダー
    脳死ワンパターンな人も減ってきて、普通に上手い人が多い。
    各キャラの知識・対策が必須。読み合い重要。細かいテクニックも覚えて実戦で使えるようにならないと勝てなくなってくる。

人によって感じ方は違うと思うけど、私が感じた壁としてはこんな感じ。

SP初期の頃からVIPに行ってる人からすると大げさだろと思われるかもしれないが、初期の頃と比べると全体的なユーザーのレベルは相当上がっていると思われる。

2020/8/5追記
2020/8/5にアップデートされたVer.8.1から、VIP入りのボーダーラインが下がった。
具体的には上位3%から5%になったらしく、ユーザーのレベルが上がり日に日に難しくなっていたVIP入りがかなり楽になった。

抜けるのが一番大変だったのは、やはりVIPボーダー帯。VIP入りを賭けて本気でやっているので、みんな強い。VIP落ちマンもいるし。

基本的なテクニックやコンボはもちろん、ある程度難しいテクニックも身につけないと厳しい。各キャラの理解を深めて対策も必須。

あとVIPボーダー帯は切断が一番多かったので、それもしんどかった。

こちらがストックリードした瞬間や勝利した瞬間に切断をされることが多いのだが、切断されると戦闘力が上がらず、された側が一方的に損をするシステム。

かなり悪質なので、切断されたらしっかり通報してほしい。

その次に大変なのは逆VIP帯。レートの変動幅が小さいためかなり連勝しないと抜けられないし、今の逆VIPは普通にスマブラができる人もそこそこいる。

と言っても弱い人の方が多数派なので、操作に慣れて知識を増やして考えて戦うようになれば抜けられる。

VIP未満でやたら通るムーブを知っておく

VIPに入るだけなら、やたら通る手っ取り早いバーストムーブがある。

VIP未満で異常に通るムーブ
  • 攻撃をスカしたらところにスマッシュホールド
  • ラインを詰めてジャンプ読み空中攻撃置き

VIP未満の人は基本的に回避とジャンプを我慢できない。

目の前で攻撃をスカしたらだいたいその場回避を擦るし、ラインを詰められたり崖外に出されたらだいたいジャンプをする。おもしろいほどに。

このゲームはその場回避が強すぎるので、VIP未満では思考停止で擦るのが癖になっている人が多い。

%を稼いでバースト可能になったら、余計なことはせずじっと画面を見てほしい。

相手が攻撃をスカしたらスマッシュホールド、ラインを詰めたり崖外に出したら空中攻撃置き。これがまあ通る。

もちろんキャラにもよるし、回避やジャンプをあまりしない人も中にはいるので、序盤中盤で相手の特徴や癖をしっかり見る必要はある。

その場回避はしないけど横回避をやたら擦る人には、振り向きスマッシュで対応。

これがVIPになると、ガードでしっかり我慢してくる人が増える。

VIPにいけないからって卑屈になるな

「VIPにすらいけないなんてセンスない」「VIP未満の俺はクソ雑魚」みたいな卑屈な言葉をちょこちょこ見かける。

VIPにいけてないからって自分を卑下してはいけない。戦闘力なんて大まかな目安にすぎないからだ。

遥かに格上の人を3タテした次のマッチングで、遥かに格下の同キャラに3タテされることとか、よくあるだろう。

先ほどはレートの壁として細かく分けたけど、どのレート帯でも強い人と弱い人がいるし、上振れ下振れ、コンディション、キャラ相性、ラグや遅延の問題などで大いに変わる。

しかもオンラインは1先だしね。対応する前に終わっちゃうわけで。2ストも多いし。

今ではVIPで安定するようになったけど、VIPもVIP未満の人も大して変わらないなーと思うことは多々ある。

VIPにこだわりすぎて無駄に落ち込むことはない。

成長を実感できるとスマブラは楽しい!

このスマブラとかいうゲーム、勝てないとつまんないし売りたくなるけど、だんだんと勝てるようになってきて成長を実感できるとめちゃくちゃ楽しい。

勝てないと精神も時間を磨り減るから、すぐに諦めてやめるのもありだと思うけど、諦めないで本気でやってみれば新しい世界が見えてくる。

たとえばある程度上手くなると、上位プレイヤーたちの凄さがより深く理解できるようになり、試合を見るのがもっとおもしろくなる。

VIPに入るくらいならセンスは関係ない。絶望的にセンスのない私がいけたんだから。

考えてやれば勝てる。スマブラは知識ゲー。がんばろう!

まだスマブラSPを持っていない人で興味を持ってくれた人はぜひ、買ってやってみてほしい。本当によく出来ていておもしろいゲームだ。

買うならダウンロード版(オンラインコード版)にしよう。カセットをいちいち入れたり出したりするのは死ぬほどだるいぞ。

5体の追加キャラが使えるようになる追加コンテンツ「ファイターパス」も忘れずに。

最後にお願いがあるのだが、無線接続でオンラインに潜っている人はぜひ有線接続にしてほしい。詳しくは以下の記事に目を通してもらえると助かる。

2020年7月追記
VIPでは負けなくなってきたので、ガチ勢の集う対戦サイト「スマメイト」に挑戦してみた。
詳しくは以下の記事を見てみてほしい。

Twitterにあるプレイヤーたちの言葉をいくつか埋め込み引用させていただいていますが、もし問題があればお問い合わせからご連絡ください。削除等いたします。

タイトルとURLをコピーしました