タジャドル予約争奪戦の経緯
S.H.Figuarts(真骨彫製法)仮面ライダーオーズタジャドルコンボというフィギュアが、特撮オタクの間で話題になっている。
真骨彫製法のフィギュアーツは非常にクオリティが高く、集めている特オタは多い。
仮面ライダーのフィギュアーツの販売方法は、主に店頭やネットショップで販売される一般販売と、プレミアムバンダイという会員制通販サイトを経由した受注販売の2パターンがある。
後者のプレミアムバンダイなら、受注販売なのでほぼ確実に手に入り、何の問題もない。
問題は一般販売だ。これは人気商品だと予約の段階から熾烈な争奪戦になり、簡単には手に入れることができない。しかもなぜか再販がほとんどない。
実際私もプレバン受注のフィギュアーツはちょいちょい買っているが、一般販売のフィギュアーツはほとんど買ってない。
このタジャドルという仮面ライダー(の1形態)は我々特撮オタクの間で絶大な人気を誇っているもので、一般販売なんかにしたら欲しくても手に入らない人間が大量に発生し大荒れすることは容易に想像できた。
そのため、「バンダイはなぜタジャドルを一般販売にしたのか?転売屋優遇か?頭おかしいのか?」と予約前から話題になっていたのだ。
しかも予約解禁日が平日の16時。普通の社会人の手に渡らせる気がまるでない。専業転売ヤーの圧倒的有利である。
そして予約解禁時間である2020年3月2日16時、案の定数分以内で全てのネットショップで予約が完売し、終了となった。
当然Twitterの特撮クラスタは大荒れ。「タジャドル」がトレンド入りまでした。
ヨドバシドットコムとPCのおかげで余裕だった
一般販売は面倒臭すぎなのでほとんど手を出さない私だが、真骨彫タジャドルはさすがに欲しかったので、参戦することに決めていた。
各実店舗で予約待ちの行列が出来ているという情報がTwitterでいくつも書かれていたので、ネット予約は解禁された瞬間にポチってもエラーになってどうせ無理だろうなと覚悟していた。
しかしヒキニートなので実店舗に赴いて行列に並んでまでは欲しくなかったので、16時前にPCの前へ向かい、信頼しているヨドバシドットコムに賭けることに。一応楽天やあみあみやAmazonのページも開いて待機。
そして16時、意外にも商品ページがちょっと重くなる程度でエラーには全くならず、あっさりと予約が完了した。
その後も何度かタジャドルの商品ページを更新してみたが、そこまで重くならなかったし、おそらく予約終了までに数分は余裕があった。
楽天やビックカメラやあみあみは数秒で終了したっぽく、Amazonはそもそも解禁と同時には商品ページが現れなかったため、ヨドバシドットコムに賭けたおかげで勝利となった。
勝因の一つに、楽天やあみあみらへんと比べると、ヨドバシドットコムユーザーが少なかったのかな?と思う。
楽天は言うまでもなくみんな使ってるし思いつくだろうし、あみあみはフィギュアや玩具の通販と言えばここみたいな感じあるし。
あともう一つ考えられる勝因は、もしかしてネット予約をスマホで参戦している人が多かったんじゃないかなとTwitterを見てて思った。今時PCでネットをやる人は少数派だしね。
スマホだと商品ページや決済が結構重かったのかもしれない。光有線と比べたら絶対回線遅いし、表示も遅いだろうし、スクロールの必要もあるし。
実際問題ヨドバシドットコムは16時の解禁と同時に商品ページが出現したため、まずはタジャドルの検索ボタンを一回押すか検索結果ページを更新、商品ページを開き、予約ボタンを押し、決済を完了させるという数段階の操作が必要だった。この一連の操作でPCとスマホじゃだいぶスピードに差があったと思う。
正直こういったネットの予約争奪戦でスマホ参戦はNG。光有線ハイスペPC複数モニターで各ショップの商品ページを更新連打が安定。
平日の16時だったので外出先から参戦してた人も多かっただろうし、そういう人たちは仕方ないけど…。
まあ一番悪いのはバンダイ。そんなことしなきゃ予約できない状況がおかしい。
真骨彫タジャドル発売!と煽っておいて実際は多くの欲しい人が手に入らないとかどう考えても酷い。
いろいろ大人の事情があるのかもしれないけど、これが正解にはとても思えない。
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